ついに日本代表黒星!敗因はこれ!
吉田、「まだまだやれる」じゃねぇよ。何回やらかしたら気が済むねん。
キリンカップ 日本vsチュニジア⚽️0-3
*及第点6.0
GK
*23*シュミット・ダニエル 5.0
致し方なし。ただ、最終ラインに対してもっといい指示があれば防げた失点もあったはず。
DF
*5* 長友佑都 5.5
伊藤が1人で攻撃を完成させていただけに、サポートがあまり見られなかったのは残念だけれど、その分、右サイドの守備は安定してたと思う。
*4* 板倉滉 5.0
2失点の吉田との連携と3失点目のディフェンス以外はパフォーマンス的に安定してた。ロングフィードもうまいしもっとビルドアップで貢献できると思う。
*22* 吉田 麻也 4.0
3失点に絡んでしまう。厳しい。冨安の右SBオプションが考えられたと思うけれど、このパフォーマンスならCBは板倉、冨安でやらせた方がまだいい。
*26* 伊藤洋輝 5.0
1失点目に絡んでしまったのはもったいない。攻撃面ではポジション取りは悪くない。ただ、もっと左サイドを駆け抜けるタイミングを測れると高い位置でチャンスを作れる。早くて正確なクロスを持っているだけに活かしてほしい。
MF
*6* 遠藤 航 5.0
守備ではしっかりとした安定感を見せるが、ボールを持った時のロスト率が高すぎる。中にはファールもかなりあったけれど、試合時間経つに連れて不安定になっていくのはMFの選手としてはよろしくない。
*8* 原口元気 5.5
時間が経つにつれて存在感が薄れていってしまったが、インサイドハーフに求められる相手のSBとCBの間から裏への抜け出しが多々見られて、伊藤と共にしっかり脅威になったのはすごくよかった。
→ *17* 田中碧 4.5
後半、攻撃が停滞してきたのは原口と田中が変わってから。引いてもらうのはいいんだけど、もっと前でプレーしないとチャンスは作れない。
*9* 鎌田大地 6.0
適度にワンタッチで縦パスを入れてチームに変化をつけようとした。守備でも遠藤のカバーからのボール奪取も多くてよかったと思う。
→ *15* 三苫薫(FW) 6.0
相手DFを3人近く引きつけるドリブルは流石すぎる。ただ、そのせいでドリブルからのビッグチャンスは作れず。こういうときに必要になってくるのが、足元じゃなくて、1発で背後を取ること。せっかく堂安、久保、鎌田などいい出し手の選手がいるんだから。
FW
*14* 伊藤純也 6.5
日本代表の斬り込み隊長。クロスの質が上がるとなおいいけど、それでもしっかり右サイドをこの力で攻略した。原口とのいい連携もあってよかった。
→ *21* 堂安律 5.5
右サイドで久保と共に脅威を見せたし、鋭い良いパスも何本かあってよかったが、、伊藤と比べたとき、変える必要があったかと言われると正直微妙。
*18* 浅野 拓磨 5.0
守備面の貢献は非常に高い。ただ、シュートが枠内に入らない。あとはCFなんだから南野みたいな裏への抜け出しほしいよね。随時相手に捕まってる印象。
→ *19* 古橋亨梧 4.5
攻撃でも守備でも違いを見せることはできなかった。神戸やセルティックとは違い、チャンスをなかなか作れない日本代表ではシュートすら一苦労。もっと別の何かで違いを見せる必要がある。現状、個人的にW杯脱落メンバーかな。まだ浅野や前田の方が活きそう。
*10* 南野 拓実(FW→MF) 5.5
サイドで持ったときにあまり脅威を感じない。南野はやっぱりサイドじゃなくて中央で出してほしい。オフサイドになったけど、ゴール決めたあのトラップとシュート。まじでうめぇ。
→ *11* 久保建英(MF) 5.5
堂安との連携からの崩しや持ち前のドリブルで相手のファールを誘えたはグットポイント。久保は日本代表でキーパスを出せる数少ない選手の1人。ドリブルで抜くことにこだわりすぎず、メッシが良くやる相手を引きつけて引きつけてスルーパスみたいのがもっとあれば、確実に日本のチャンスって増えると思う。
@barca_tai
サッカー日本代表#キリンカップ
もっと早く知りたかった日本代表の戦略①
日本代表の「4-3-3」フォーメーションは世界に通用するのか?
キリンチャレンジカップ2022 日本代表vsパラグアイ代表
「4-3-3」フォーメーション。ちょっとびっくりした。森保監督はまさに世界で戦う方法を探しているんだと思った。
けれどこれまでの日本代表のフォーメーションは「4-2-3-1」がメインであって、「4-3-3」はあまり記憶にない。
フォーメーションも変われば、当然起用する選手も変わってくる。ではなんでフォーメーションを変更したのか?パラグアイ戦を通して考えていきたい。
チャンピオンズリーグの決勝ラウンドともなると「4-3-3」で戦うチームをよく見かける。
実際にこの間のCL決勝のリヴァプールとレアルは共に「4-3-3」で戦っていた。
そもそも今まで「4-3-3」じゃなくて「4-2-3-1」を使っていた理由。これは個人的な考えだけれど
日本代表には体力的にキツすぎる。
からだと思う。じゃあ、「4-3-3」と「4-2-3-1」って何が違うの?ってなると1番はシンプルにMF3人の運動量がかなり増えること。
サッカーをしていた人なら分かると思うけれど、中高生で「4-3-3」を使うチームがなかなかいない。
※2010〜2016くらいの中高時代の体験談 ※現在はわかんないです
なんでかっていうと、体力的にキツすぎてついて行けないから。Jリーグでも使ってるチームを見かけるけれど、それでもやはり少数。
「4-3-3」の特徴としては、 3人のMFのうち、アンカーが1人、インサイドハーフが2人となっている。(今回はアンカーが遠藤でインサイドハーフが原口と鎌田)
アンカーに求められるのは、GKやDFからボールをもらい、両サイドの選手に大きくボールを展開したり、
相手FWを味方CBと挟んでボールを奪ったり、相手のトップ下またはインサイドハーフの1人を潰すこと。いわゆるチームの心臓的な役割。
今までは2人でしていたポジションを1人でこなさないといけない。その分、負担が増える。
インサイドハーフに求められるのは、相手のDFとMFの間でボールを受けて味方FWやWGにパスを出すこと。左右上下にいろんなところに顔を出さなければならない。
その上で、相手のCBとSBの間から背後のスペースへ飛び出しチャンスを作ること。これが「4-3-3」における1番の肝だと思っている。
「4-2-3-1」では、1人のトップ下選手がこの役割を果たすことが多い。それが「4-3-3」では2人になる。つまり、より攻撃力が増すということ。
相手にボールが渡れば、自分のポジションへ全力で戻らなければならない。じゃないとカウンターを受けることになるから。攻守の切替も大事になってくる。とにかく体力がいる。
これができる世界で1番うまい選手はケビン・デ・ブライネかなと思ってる。わかんない人はYouTubeで検索してみてほしい!
2010年W杯より前はちょっとわからないけれど、10、14、18年のW杯で日本の走行距離は大会参加チームの中で毎度下から2〜3番目だとか??
要するに日本は走れない国だってこと。
とはいえ、走るだけがサッカーじゃないのも事実。 チーム事情や監督の好みによってスタイルはさまざまだし、
CL決勝だって、走行距離がより多かったリヴァプールにうまい戦い方をしたレアルが勝った。
いまは海外組が多い日本代表。世界で戦い「4-3-3」を知り理解してる選手もたくさんいる。
これらを承知で森保監督は「4-3-3」を試してるんだと思う。できるできないは一旦置いといて、やってみる価値は十分にある。
【04:40〜】
立ち上がりから日本は攻撃でいい形が作れた。
堂安が中に切り込み、逆サイドの三笘へパス。相手は三苫のトラップの瞬間に狙って詰めようとしたが、三苫が冷静に対応。
オーバーラップしてきた伊藤へ縦パスをいれる。タイミングはバッチリ。
最後は中で待っていた堂安がシュート。惜しくもキーパーに止められてしまうが、堂安が自分から流れを作ってフィニッシュする良い形だったと思うし、ここから日本のペースになった。
また日本のペースになった一つの要因に遠藤の存在がある。相手のボランチ選手がボールを受けた時に前を向かせないよう確実に潰しにいく。
こうすることで日本はチャンスを作られず。安定した守備を披露できた。
しかし、30分をすぎた頃、「4-3-3」における守備の課題が見られてた。
【31:50〜】
対人戦の守備はよかったものの、見事にスペースをつかれた。幸い遠藤が全力で詰めてボールを奪い返すことには成功したが、相手がトップレベルなら間違いなくやられていたシーン。
この場合、対策は2つあるかなと思う。 1つ目は堂安が中に絞って外側の選手は山根に見てもらう。2つ目は遠藤がパラグアイ20番についていき、遠藤がいた空いたスペースを鎌田に見てもらう。
監督の戦術次第で両者とれるが、選手への負担と簡単さを考えると、前者を取るべきかなと思う。こういうのをもっと選手に落とし込んでいく必要がある。
結果的には前半2-0で折り返し、いい内容で終えることができた。
後半、メンバーを何人か入れ替えスタート。しかし、自分たちのミスから1失点してしまった。しかし、失点直後にすぐ3得点目が決まる。
鎌田が相手からボールを奪ってカウンターを仕掛ける。そのとき5vs5のシーンが作れた。
【59:50〜】
ボールを持った原口が中央へドリブルで切り込み、相手選手を3人引きつけ、空いた三笘へパスし軽やかなシュート。この試合1番綺麗な形だったと思う。
さらにその後「4-3-3」が活きたシーンも見られた。得点にはならなかったが、それがPK獲得のシーン。
堂安のカットインから相手SBとCBの裏へ走り込んだ鎌田へ鋭いスルーパスを通した。スルーパスに反応した相手GKがボールを先に触った鎌田の足を引っ掛けPK。
インサイドハーフの強みの1つとして、相手背後のランニングがある。このランニングがあるチームとないチームとでは攻撃力に大きな差が生まれる。
堂安のパスもよかったが、鎌田のランニングを賞賛したい。
【67:50〜】
さらに追加点が入り結果的には4-1と圧勝。南米の強豪たちと争ってきたパラグアイにこの点差の勝利は大きい。
「4-3-3」についても、ここまでやれるとは思ってなかった。次のブラジル戦でさらにどれだけ戦えるかが試される。
とはいえ、上記で述べたように課題もたくさんあって、ブラジルのような強豪国相手だと確実に失点につながってしまう。
森保監督のマネジメント力が問われることになる。
インスタでも更新してるのでぜひチェックしてみて! →@barca_tai
レアルマドリードが勝てた理由②
前半を読んでない人はチェック↓↓↓
2021-22season Champions League決勝 リヴァプールvsレアル・マドリード① - TAIのサッカー考察
2021-22season Champions League決勝 リヴァプールvsレアル・マドリード<後半>
過去最高メンバーと評価されるリヴァプールにレアルマドリードが勝った理由とは?
後半に入り、フォーメーションに変化はなし。ちょっと意外。
前半、特に話題として触れなかったが、L.ディアスがカルバハルに完封され、リヴァプール左サイドはほぼチャンスを作れなかった。
また、L.ディアスもマネもサラーもこの試合、足元で受ける回数が特に多い。
見事なパス連携や個人技によってペナルティエリア付近からシュートは多いが、レアルDFの背後を取る動きがあまり見られないので全てクルトワに止められる。
後半、立ち上がりからでもジョタやフィルミーノを起用してほしかった。特にジョタは背後取る動きがすごくうまい選手だと思ってる。
後半が始まり、前半と変わらずリヴァプールが押し込みレアルが守る展開に。
攻撃の起点を作るのは右サイドのサラーからで、左サイドはなかなかチャンスは作れない。
ペナルティエリア付近で守るやり方は前半と変わらないレアルだが、前半と1つ違ったのはミリトン、アラバ、カゼミーロ、モドリッチが確実に中央を締めてシュートブロックを徹底。
セカンドボールをレアルが拾い、両WGに向けて大きくボールを展開する。
シュート本数は圧倒的にリヴァプールが多い。レアルはリヴァプールのペナルティエリア付近でプレーする回数が徐々に増えているものの、なかなかシュートまでいけず。
ただ拮抗を破ったのはレアル。
【58:00〜】
ロバートソンがモドリッチに食い付き空いたリヴァプールの空いてしまった左サイドのスペース。
その空いたスペースをF.バルベルデがドリブルで縦に運んでいく。対する相手はファンダイク。
それを察知したのか、カルバハルはF.バルベルデがドリブルを始めた瞬間にオーバーラップするために右サイドを全力で走る。
このカルバハルにリヴァプールの左サイドのロバートソンとL.ディアスはついていかなかった。
そのためファンダイクはドリブルするF.バルベルデとカルバハルの2人を見なければいけない。
ファンダイクがカルバハルに引き出された瞬間にF.バルベルデがシュートかパスかわからないが早いボールを中央へ放り込む。
ヴィニシウスがA.アーノルドの後ろからボールに向かって走り込みそのままゴールへ。
【58:10〜】
リヴァプール失点の直接的な原因はA.アーノルドがベンゼマを見すぎてただけにヴィニシウスの位置を完全に把握してなかったこと。体の向きがよくなかった。
しかし、それ以前にボールを持ったF.バルベルデとすぐさまサポートに駆けつけたカルバハルに対してリヴァプール左サイドが誰も反応してないこと。
ロバートソンが高い位置にいたため自分の位置に戻れないのはまだ仕方ない。ただやっぱりそのカバーにL.ディアスが行くべきだった。
点が入ったくらいの時間帯からお互いオープンなポジショニングに。
レアルは運動量を落とすことなく、中央を閉じてカウンターをしっかり狙っていく。
リヴァプールも何度か危ないシーンもあったが、65分にジョタ、77分にN.ケイタ、フィルミーノが交代して徐々にリヴァプールがペースを握っていく。
特にフィルミーノが攻撃にアクセントをいれる。低い位置でボールを受けてミリトンやアラバを引き出す動きや
逆にミリトンの裏に抜け出してペナルティエリアに侵入し中央のジョタへとパスなど。
フィルミーノに連動してジョタも積極的に裏を取る動きを見せていく。さらにはサラーの個人技でゴールまで迫るも
守護神クルトワが好セーブを連発。リヴァプールはなかなか点が取れない。そのまま90分を迎え試合終了。
〜総括〜
今季、優勝候補と言われたリヴァプール。ワイナルドゥムが抜けた穴を昨季は怪我の離脱が多かったチアゴがしっかり埋め
L.ディアスの加入によりさらに攻撃が強化され、チーム全体的にさらに完成度が高まった印象。
一方、セルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランが 移籍し、荒れたチーム状態で開幕を迎えたレアル。
ジダン監督も解任され、バタバタの中、 アンチェロッティ監督が就任しベテランと若手を 融合してしっかりまとめ上げた。
冒頭でも話した 「過去最高メンバーと評価されるリヴァプールに レアルマドリードが勝った理由」について。
完成度が高いリヴァプールに対して まだまだ課題と改善の余地がたくさんあるレアル。
勝敗を分けた明確な差は守備の意識の差だと思う。レアルの得点シーンでも話したF.バルベルデとカルバハルのレアル右サイドと
L.ディアスとロバートソンのリヴァプール左サイドを比べると、攻守に渡って豊富な運動量を見せたのは間違いなくレアル右サイド。
L.ディアスもだいぶ走っているけれど、それは前線へのハイプレスがメイン。
やっぱりどうしても後ろのスペースが空いてしまってそのスペースをモドリッチが有効に使ってる印象。(バイエルンもそんな感じがある。)
逆に、ロバートソンは守備メインなのか?L.ディアスが中央に寄ることが多かったし、空いた左サイドのスペースはもっと攻撃参加してよかったんじゃないかな?
右SBのA.アーノルドがかなり上がる選手だから、バランス取ってあまり攻撃参加していないのかもだけど、にしても左サイドのスペースを使わないのはもったいない。
また、年間70試合近くあったにも関わらずCL、ラリーガ優勝ができたのは
・ベンゼマがあまり怪我をしなかった&得点力が爆発
・ヴィニシウスの覚醒
など挙げられるけど、個人的にはアンチェロッティの采配力だと思ってる。
あとは解説者も言ってた人身掌握術?要するに、選手のケアがうまいってことか。
正直、戦術てきなところはだいぶ危ないところが多い。GKがクルトワじゃなかったら終わってる。
控えの経験豊富なベテランを出したり、将来を担う若手もバランスよく出しその采配を的中させる。
ただ、来季はどうだろ?ムバッペ獲得に失敗してるしベテラン達もフル稼働は難しいだろうし、今期と同じようにいくかは正直微妙。
だけど今後も注目していきたい。
次は、パラグアイ戦、ブラジル戦を書いていきます。
なんかわからんけど、気づいたら3000字。
レアルマドリードが勝てた理由 ①
3年ぶりのCL制覇を狙うリヴァプールと4年ぶりのCL制覇を狙うレアルマドリードの名門対決!!
過去最高メンバーと評価されるリヴァプールにレアルマドリードが勝った理由とは?<前半>
2021-22season Champions League決勝 リヴァプールvsレアル・マドリード
個人的にはラリーガ勢のレアルを応援してました。
ただ、勝つのはリヴァプールだろうなと。
今季のレアルは、
・ベンゼマのハイペースな得点力
・ヴィニシウスの覚醒によるドリブルと得点力UP
をはじめ、ベテラン組のがんばりや若手の台頭など
昨季に比べてポジティブなことは多々ある。
しかし、リヴァプールは
主力の大半の年齢が30歳手前と
絶頂期の選手がたくさん。
プレミアリーグは優勝できなかったけけど
奪った得点は94点と超攻撃的。
おそらく5大リーグで3位かな?
(1位はシティの99点、2位はバイエルンの97点
レアルは80点で8位のはず、、。)
そしてクロップ監督の代名詞とも言える
ハイプレスサッカーがとにかくいろんなチームに
ぶっささりで、さらに攻撃陣が豪華すぎる。
↓↓↓スタメン↓↓↓
試合の立ち上がりはほぼどちらも悪くない入り。
しかし、徐々にリヴァプールがハイプレスを仕掛け
レアルはなかなかボールを保持できず、、
リヴァプールが主導権を握ってく。
そんな展開の中、
まずチャンスが訪れたのは前半15分のリヴァプール!
右サイド3人のA.アーノルド、ヘンダーソン、サラーで
レアルの左サイドを崩しに行く。
注目したのは、まずヘンダーソンのポジション。
ボランチのはずなのにとにかくワイドに貼ってること。
それに対してサラーがCBの前でポジションを取り、
マネが低い位置まで降りてボールを受ける。
マネからロバートソンを経由してチアゴへ。
チアゴからヘンダーソンへ大きく展開する形。
すぐにA.アーノルドがサポートに入り、
ドリブルでペナルティエリアに侵入。
ゴール前で待ち構えてたサラーにパスを出してシュート。
サラーはバランスを崩しながらのシュートだったが、
リヴァプールとしてはいい形で入れた。
【15:00〜】
その後もリヴァプール
はいくつも似たようなチャンスを作るが
レアルの守護神クルトワのセーブ連発により
ゴールをこじ開けることができない。
しかし、そんなレアルも引いて守るばかりではない。
少ないチャンスから確実に1本を狙いにいってる。
ベスト16のPSG戦、ベスト8のチェルシー戦、
ベスト4のシティ戦につづき決勝でも
アンチェロッティ監督流の戦術は変わらず
イタリア風のサッカー。カテナチオを展開。
※イタリア人は4-3で勝つより1-0で勝つことを好むらしく、1-0を表すウノゼロ(Uno Zero)は賞賛されるらしい
ペナルティエリアに侵入されすぎてるのは
気になるところではあるが、、
攻守の切替でベンゼマが低い位置まで降りて溜めを作り
モドリッチやクロースがサイドに素早く展開
・1vs1の仕掛けに強いヴィニシウス
・縦へのドリブルに推進力があるF.バルベルデ
が攻撃で違いを生み出す。
ただし、ヴィニシウスは2、3人にマークされたり
I.コナテに1vs1で苦戦。
その一方で、
F.バルベルデはロバートソン相手に走り負けずに
右サイドを駆け抜けて
中央へ低いクロスを何本か送るが
ほとんどカットされてしまう。
前半終了間際にアラバからベンゼマへ
ロングフィードからビッグチャンスへ!
【42:30〜】
レアルはこの試合1本目のシュートで
ゴールネットを揺らすことができたが
VAR判定により惜しくもゴール取り消しに。
前半、レアルのチャンスはこのシーンだけだったが
これが後半に巻き返しへの第1歩となる。
リヴァプールは前半からいい流れを掴んでいたが、
監督の指示なのか、選手の特徴なのかわからないが
左SBのA.ロバートソンのポジション取りが気になる。
リヴァプールは攻撃時、左WGのL.ディアスが
真ん中に絞ってレアルの右SBカルバハルを
引きつけることが多い。
レアルの右WGのF.バルベルデも守備時は
真ん中に絞ることもあっめ
左サイドのスペースが大きく空くシーンが多々あった。
その空いた左サイドのスペースをロバートソンが
なかなか活用する動きが見られないこと。
それに対してカルバハルは豊富な運動量を活かして
Fバルベルデが中に絞って空いた右サイドのスペースを
モドリッチからロングパスもらって
リヴァプール守備陣を脅かした。
【26:30〜】
後半戦につづく